このブログはくは72の投資行動や考えについて淡々と綴るものです.過度な期待はしないでください.

資産デザイン研究所メール<第108号2015年3月6日(金)>が久しぶりにまともな回答してた

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内藤忍さんは最近はワインや答案アジアの不動産投資に積極的なイメージが強いです.
毎週金曜日に配信されるメールマガジン「内藤忍の資産デザイン研究所メール」の中に「読者の質問コーナー」というのがあります.

ちなみにメールマガジンの登録は「資産デザイン研究所」のHPからどうぞ.

ここには様々な質問があり、近頃はあまり的を射たような回答が個人的にはなかったのですが、今回は久しぶりに昔の内藤忍さんらしい回答だったので紹介したいと思います.

Q:インデックス運用で資産を増やしたいと思っていますが、どのファンドを選
んでよいか、たくさんあり過ぎてわかりません。選択の基準を教えてください。


もう購読して長いのですが、久々にこのような質問が掲載されました.最近は、国内外の不動産を購入したいなどのアドバイスを求める質問が多かったので、インデックス運用を少し紹介して、あとはカンボジアなどの実物不動産の方が儲かるというのに持っていくと予想していました.

回答です.
A:お問い合わせありがとうございます。

投資信託は国内だけでも3000本以上。数を増やしても、投資家を混乱させるだけ
ですが、金融機関には「顧客主義」という発想は無いようです。

インデックスファンドは、基本的には市場の平均値と同じ値動きを目指す投資信
託ですから、どのファンドを購入しても同じインデックスに連動するものであれ
ば値動きはほとんど変わりません。

となると重要なのは、運用成績よりもコストになります。投資信託にかかる主な
コストは、販売手数料と信託報酬の2つです。

ネット証券で販売されているインデックスファンドのほとんどは販売手数料のか
からない「ノーロードファンド」と呼ばれるもの。銀行や証券会社の店頭で購入
すると販売手数料がかかる場合が多く、その分リターンは悪化します。

信託報酬も商品によって異なりますが、低いファンドの方が運用利回りは高くな
る傾向があります。

したがって、ネット証券で信託報酬の低いものを選ぶというのが基本になります。

目安としては、国内の資産に投資するものなら年間0.4%、海外の資産に投資す
るものであれば0.6%程度になります。

また、ファンドの残高とその推移についてもチェックしておきましょう。理想は
毎月緩やかにファンドの残高が増えていくような商品です。残高の増減が激しい
ファンドは、運用資金が安定しないため、売買が頻繁になりコストがかかったり、
思うような運用ができない可能性が高くなるからです。

代表的な商品としては、SMTシリーズや、eMAXISシリーズといった、大手信託銀
行系列の運用会社が運用するインデックスファンドシリーズがあります。

何からはじめて良いかわからないという投資初心者の方は、上記のファンドを検
索して調べてみてください。大手のネット証券であれば、取り扱いを行っていま
す。


あまりにも返答が真面目すぎて文句のつけようがないです.原点回帰なのでしょうか?
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