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草食投資隊結成5周年記念セミナー in 奈良

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草食投資隊結成5周年記念セミナー in 奈良

2015年06月20日 13時30分〜16時00分 奈良県中小企業会館

草食投資隊のセミナーへ行ってきました.
草食投資隊としては奈良県に来るのは初めてだそうです.
当初はもう少し狭い会場だったようですが、あっという間に定員になり主催者側が会場をより広い会場に変更になりました.

それにより会場には100人近い人が参加していました.
その3分の2以上が草食投資隊のセミナーに初めて参加する人でした.

今回は中野さん、藤野さん、渋沢さんの順で話していました.

初参加の方が多かったため、まずは草食投資隊結成のきっかけについて.

中野さんからセゾン投信の紹介と「価値≠価格」の話.

藤野さんからレオス・キャピタルワークスの紹介と「日本株部門のR&Iファンド大賞を4年連続獲れた理由」の話.
単純に日本株部門の投信が4年連続”偶然”獲るには何十億年に1回程度の確率になる.偶然ではなく、獲りに行っているのと、他の投信自体がそもそもダメなだけとのこと.
そして、伊藤レポートの話.

最後に渋沢さんからコモンズ投信の紹介と藤野さんの話の補足.自分の子供ができたことで長期投資の体験談.

質疑応答
・個人投資家が個別株投資をする上でのポイント・注意点について
藤野さん
「簿価を忘れること.個人投資家は簿価に強くこだわる傾向にある.現在の価格に対して高ければ売ればいいし、安ければ買う.これが基本.購入した価格より安いから戻るまで持とうとか所謂ナンピンなんてしないこと.」
渋沢さん
「個人投資家は信用取引はしない程度でする」こと.
中野さん
「ゴルフではアマチュアはハンデを貰ってプロと一緒に回ることできるけど、マーケットではハンデなし.勝ち目はまずないと考えるべきで、プロを出し抜けるなんて考えない方がいい.」

・アクティブはインデックスに勝てないとよく言われるが各社アクティブファンドがあるがどう考えるのか?
藤野さん
その根拠となる統計は米国のものであることが多い.米国では様々な人種・学歴の人がファンドマネージャーとしていて、様々なスタイルでアクティブファンドを運用している.その集合体としてのインデックスと比べてほとんど勝てないというのはある意味当然のこと.日本は違う.日本のファンドマネージャーは男ばかりで出身大学は大体共通している.運用方法も似ているし、指数に連動するようなポートフォリオをちょっといじったもの程度.それも今変わろうとしているが5年くらいは大丈夫だと思っている.

・外国債券が要らないという意見があるがどう思うか?特に新興国債券について
渋沢さん
先進国債券を入れているが償還され、次のものに投資しようとしても金利が安すぎて新興国債券にも投資しているがスパイス程度
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