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山崎元さんの「確定拠出年金の教科書」を読みました

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確定拠出年金の教科書

山崎元さんの最新刊「確定拠出年金の教科書」を読みました.
同じタイミングで大江英樹さんも「はじめての確定拠出年金投資」を刊行されています.

大江さんは近々出版記念セミナーをされるとのことで、セミナーが購入者特典だった場合に備えて先ずは山崎さんの方から読み始めました.


ざっくりした感想と目次

内容としては、いつもの"山崎節"炸裂です.
表紙には確定拠出年金の三原則が書かれています.この話は何度か書内にも登場します.運用全般にまつわることは、いつも仰っている話でもあります.
まえがきの部分に書かれていますが、「金融機関は、本書を決して確定拠出年金教育のテキストには使うまい(使ったら、立派だ!).」とある.
それだけ加入者にとって得な情報(=金融機関にとっては割りの悪い情報)が掲載した自信の表れだと思います.

第1章 確定拠出年金で、何がどれほど得になるのか
第2章 なぜ今、確定拠出年金が話題なのか~政府の思惑、企業の本音~
第3章 確定拠出年金の始め方
第4章 確定拠出年金を「合理的」に使いこなそう
第5章 確定拠出年金の諸手続きについて
第6章 変化に対応する


読み飛ばしてもいい章が明確に書かれており読み始めやすい

教科書という表題にあるように必須の話から一部の人が必要になるかもしれない話まで載っています.
「普通の読者(=おそらく確定拠出年金について知識のない方か)」は第5章以外を通読してほしい.
「急ぎ気味の読者(=確定拠出年金を早く始めたい方)」は第3・4・6章を読んでほしい.
「結論を急ぐ読者(=運用のやり方だけを知りたい方)」は第4・6章を読んでほしい.


私は全部読みましたが…

私は第1章~4章、第6章を読んで、第5章に戻るという読み方をしました.
私は個人型確定拠出年金に加入してから転職や運営管理機関の変更などの手続きはしたことがありません.
そのため、第5章の諸手続きの話は実感もなく、ただ面倒臭いなと感じました.
得な制度ははじめる手続きは簡単で(個人型DCは面倒だけど)、やめにくい方が結果的に長続きするのでいいのでしょう.


確定拠出年金の口座ではやっぱり外国株式インデックスファンドが大本命

アセット・ロケーションを意識して口座を活用すべきであり、そうなると外国株式インデックスファンドの運用管理費用が一般証券口座で運用するのを比べて得なのでこれを優先的に活用する.
それ以外をNISAや特定口座に割り当てる.この話も普段から山崎さんが口にしている話です.


とりあえず自分の方針は大きく間違っていないのでよかった

山崎さんの推奨するポートフォリオとは違いますし、アセット・ロケーションという考えは敢えて導入していなません.確定拠出年金の口座とその他の口座とは分けています.
手数料に関しても、加入した当初は運営管理機関手数料ではやや見劣りするものの、運用管理費用においては当時有利だった野村証券の個人型確定拠出年金サービスを利用しています.
最近元々運営管理機関手数料に於いて秀でていたSBI証券がラインナップを刷新し、低コストなインデックスファンドを取り揃えるようになりました.それにより、現時点ではベスト・チョイスな金融機関となりました.
これから加入しようと思っている友人にはSBI証券を勧めました.


これから期待したいこと

2017年より確定拠出年金に加入できる人が一気に増えます.特に公務員の囲い込みたい金融機関もあるのではないでしょうか.
まだ2017年まで時間がありますので、これから運営管理機関手数料を引き下げてくる金融機関が出てくることを期待しています.
それが自分の利用している野村証券であれば尚いいのですがね.
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