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「マザーハウス11周年記念トークイベント」に参加しました

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マザーハウス11周年記念イベント2

マザーハウス11周年記念トークイベントに参加してきました.

毎年3月に開催されているトークイベントで、今年初めて参加してきました.
製品を購入したユーザー向けにこの1年の会社のこと、次の1年に向けて描いていることを伝えるためのイベントです.
昨年12月にMOTHERHOUSEの財布を購入させて頂き、今回のイベントを教えて頂き参加しました.

MOTHERHOUSEの製品の利用者ばかりなのでオフレコの話から内輪ネタまで色々ありました.

登壇者

代表取締役社長兼チーフデザイナーの山口絵理子さん
副社長の山崎大祐さん
バングラデシュの自社工場・マトリゴールのディレクターだったモインさん
同生産マネージャーのマムンさん

今年も東京、大阪の2箇所でイベントが開催されましたが、今年は大阪が最初に開催されます.
MOTHERHOUSEとしても大阪を中心に関西に力を入れていきたいようです.


11年目のMOTHERHOUSE

山崎さんと西日本エリアマネージャーの竹越さんとこの1年を振り返る話.
イベントが開催された前日になんばパークスに新店舗がオープンしました.関西は電車で20〜30分移動すると独特の空気感があり、今回のなんばパークス店と西梅田の大阪店では店舗の雰囲気が全然違う.

昨年の10周年イベントで話した目標について振り返り.
  1. マザーハウスカレッジを開催する

  2. 神戸店限定カラーストールを販売する

  3. 阿倍野店を大きくする


1については、6回開催した.その度に山崎副社長が大阪などに呼び出された.
2は販売できた.まだ残っているのでお持ちでない方はお早めに!
3は苦渋の決断で閉店することになった.

この1年の変化といえば大阪蔦屋書店で店舗ができた.普段は出店チームが中心になって決定するが、これは大阪店の店長が蔦屋書店に掛け合って実現したこと.予想外に評判が良くて広くなった.

ここで山口絵理子さんへバトンタッチ
マザーハウス11周年記念イベント1

山口さんにとってこの1年はいいことも悪いことも大きかった1年だった.いいことはジュエリーにも進出できた.悪いことはテロで自分たち日本人もターゲットになるんだということを思い知ったこと.

続いて、モインさんからマムンさんも登場.
4人でトークセッション.会場からの質問を挟みつつ進行していきました.

会場から質問
  • 色に対するインスピレーションはどういったときに浮かびますか?
    →日本の四季の美しさを通していいなと思ったもの、綺麗な色を写真に撮っている(山口さん)

  • 子供向けの商品は作る予定はないですか?
    →以前より案はあるがまだ生産の段階にはないです(山口さん)

  • ジュエリーとバッグと両立できるのか?
    →ジュエリーはミクロな視点で、バッグはマクロな視点で作業している.一方の視点が他方の作業に役立つことがある(山口さん)

  • バングラディシュで社員がモチベーションを保つために工夫していることはありますか?
    →一緒に同じ場所で働いて同じ時間を過ごして、相談しやすいようにしている.(マムンさん)

  • 山口さんはなぜ伝統を残すべきだと思うんですか?
    →シンプルに綺麗だと思うから.綺麗だと思うものを残したいと思うだけなんです.恋愛と似た感覚だと思います(山口さん)

  • たとえ綺麗でも売れなかったら衰退するのだけど、そういうのはどうしたらいいですか?
    →フィードバックが必要.自分たちのものが誰の手に渡ってどう使われているかというのが還元されればいい循環になるはず(山口さん)

  • モインさん、マムンさんは山口さんのどういったところに心を動かされた?
    →マムンさん 彼女の考えにいきなり心を動かされた
    →モインさん インスピレーションを与えてくれるところに心を動かされた

  • 生きるために働いている人が多いが、私は働くために生きたい.そういう素敵な会社を作るために大切にしていることはありますか?
    →なんばパークス店長 毎日どうしたらいいかと考えている.
    →山口さん 純度を大切にしている.どうしても時間が経てば徐々に濁っていく.それをろ過してまた綺麗な状態に戻すのが私の仕事だと思う.
    →マムンさん チームワーク、カンパニーオーナーシップ、献身的な姿勢

  • MOTHERHOUSEを退職するモインさんを社外取締役などにするなど考えていますか?
    →山口さん 本人が望めば考える
    →山崎さん MOTHERHOUSEはまだまだ小さな会社だけど、これがグローバル企業になれば彼が活躍できることはまだ沢山あると思う.
    →モインさん 私は確かに会社を離れるが、今でもマザーハウスの一員だと思っている.何か力になれることがあれば力になりたいと思っている.
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