【京都】いい会社訪問® 「新社長に聞く これからのIKEUCHI ORGANIC」に参加してきました

鎌倉投信のいい会社訪問に参加してきました．今回もIKEUCHI ORGANICさんです．

登壇者
鎌倉投信の新井和宏さん
IKEUCHI ORGANICの新社長の阿部哲也さんでした．

代表挨拶｜ABOUT US｜IKEUCHI ORGANIC 株式会社

昨年の06月に池内計司さんから社長のポジションを引き継いだ阿部さんが今後のIKEUCHI ORGANICをどう考えているのかについてお話しでした．
今回の参加者の年齢層は様々で年配の方もいれば、若い方もいました．今回のイベントで京都ストアに初めてきたという人が大半でした．

現状のIKEUCHI ORGANICはモノづくりを追求する池内代表（前社長）とこれまで築き上げてきたIKEUCHI ORGANICのブランドの向上を担う阿部社長の体勢のようです．

これからの10年

これまでの販売だけからメンテナンスにも力を注いでいきたい．
沢山売れればその分経済が回るのでいいことなのだが、それだけで果たしていいのかという疑問に直面し、ユーザーの商品をメンテナンスすることも新たに始めた．
しかしながら、補修という考え方で我々はいたが、感染対策の面からクリーニング業の免許が必要になった．（それによって利益が出る・出ないに関係なく）

ISO22000取得

新井さんは池内代表が赤ちゃんが食べても安全なタオルを作りたいと言った時、「とうとう池内さん、頭がおかしくなった」と思った．
以前より赤ちゃんが舐めても大丈夫だというエコテックス規格100のクラス1を取得していた．
次は食べてしまっても大丈夫だというのにしたい．そうするためにどうしたらいいのかを考えた末でのISO22000だった．
タオルを食品とISOの検査官に認めさせるのが大変だったようです．
いくらIKEUCHI ORGANIC側が食べられると言っても何か客観的な指標がないとということでISO22000を取得した．

食べられるタオルへ導く仕事人

コストが抑えられるというメリットがあるので、一般にオーガニックを謳っているタオルは手の触れる部分だけがオーガニックであることが多い．IKEUCHI ORGANICはベースの部分でもオーガニックコットンを使っている．

阿部さんの経歴

阿部さんは2009年05月に入社した．元々はカジュアルウェアの小売をしていた．IKEUCHI ORGANICにはエコプロダクツの時にアルバイトで携わってから入社した．
これまで製造には関わってこなかった．社長となりで全体を見る必要がある立場になった．

以前は欲しいものが、欲しい時に、欲しいだけあるのが当たり前だと思っていた．そうじゃないとお客様に失礼じゃないかと前職では思っていた．
でもそれは幻想であって、それをするために誰かが犠牲になっているということに気がついた．

今までは、池内社長の指示に従えばよかったが、これからは社内で指示されることはなくなった．
製造に関わったことがなかったため、製造の方に教えてもらうしかない．
社内の風通しは良くなったと言われるが、まだまだコミュニケーションが足りていないと思っている．もっとコミュニケーションを図っていきたい．

感想

阿部さんとはIKEUCHI ORGANICのイベントや鎌倉投信の受益者総会で何度かお会いしてお話しする機会がありました．
池内代表とはまた違った雰囲気を持っています．
池内代表は強いカリスマ性があり、見かけても気軽に話しかけにくオーラがあります（実際はそんなことなく気さくにお話できます）．

池内代表が「マネジメントの部分をしなくて良くなったので、モノづくりに専念できる」とまで言わせる阿部さん．これからのIKEUCHI ORGANICが楽しみです！

合わせて東京での同様のセミナー記事はm@さんと矢向さんの記事を合わせてご覧ください.
京都でのイベントでも同じようなお話しだったのですが、如何せんメモを取りきれていなかった．

いい会社訪問「新社長に聞く　これからのIKEUCHI ORGANIC」 at 東京に参加しました - "いい投資"探検日誌 from 新所沢

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