IIJmio meeting 19 大阪に参加しました

MVNOで有名なIIJmioが3カ月に1度開催しているIIJmio meeting 19に参加してきました.
IIJmio meeting 18 大阪と投信ブロガーが選ぶFund of the Year 2017 が同じ日程であり,FOY 2017が先に日程の発表があったため前回は翌週開催された東京の会場のWEB中継で参加しました.
プログラム
13:30~13:50 IIJmio Updates13:50~14:20 初心者セッション:みおふぉん教室 IIJmio meeting 19 端末?それならIIJmioをチェックしよう!
14:35~15:05 MWC2018現地レポート
15:10~15:50 IIJ フルMVNO徹底解説
16:00~16:30 フリートーク
終了後 会場内で懇親会
今回のおみやげ
今回のお土産はワッフルでした.アナウンスがあるまで「なぜワッフル?」と思っていたのですが,フルMVNOの「フル」とワッフルの「フル」が掛かっているみたいです.

IIJmio Updates
このセッションでは,前回のIIJmio meeting18から今回までの間に起こった出来事などのおさらいなどが行われました.大きな出来事としては,IIJmioのフルMVNO化でした.これでApple Watch Series3対応できるかと思いきやまだまだ難しいようです.
現在,サブブランドのUQ mobile Y!mobile以外のMVNOが通信速度低下に悩まされています.色々とハードルがあり明らかな解決策は現時点ではなく悩ましいようです.
端末?それならIIJmioをチェックしよう!
初心者セッションは端末についてです.個人的にはずっとiPhoneを使っています.しかしながら,Androidの端末もチェックしておりIIJmioの取り扱う端末は面白いなと思ってみておりました.実際に取扱い端末の選定を行っている人の視点を聞けたのはなかなか面白かった.2018年の端末の主流はiPhone Xのようなベゼルレスディスプレイとノッチという切り抜き,マルチカメラとなるようです.
そんな中,個人的に楽しみにしているのはSamsonのGalaxyがノッチを採用するかどうかです.昨年,iPhoneXのノッチを皮肉っていました.Galaxy S9およびGalaxy S9+では,ノッチはありませんでしたが今後どうなるのでしょうか.
MWC2018現地レポート
MWCとは毎年02月に開催される世界最大級のモバイルのイベントです.今年はHuaweiが大きなスペースを占めており,モバイルの世界の縮図が如実に表れているみたいです.技術的なものとしては5Gが激熱なようです.
IIJ フルMVNO徹底解説
参加者の3分の2は眠ってしまうんじゃないかと事前に噂されていたネタです.ライトMVNOとフルMVNOの違いについての解説は前半にあったので割愛されてます.
何が違うかというと,簡単に言えばSMIの発行もIIJmio側でするということです.自前でSIMを発行するメリットは色々あるようです.
現在,docomoやauからSIMの発行を受けています.これらのSIMは稼働してようとしてなかろうと一定の費用が掛かっています.
それを織り込んでの価格設定となっています.自前で発行できればそれらの費用は掛からないので価格の引き下げなども行えます.
それ以外に,スマホなどの画面上部に表示されているdocomoやauの表示をIIJにすることができるようになります.
まずは訪日外国人向けのJapan Travel SIMからサービスが開始となります.
どういった挙動でSIMの認証をしているのか興味のある方は発表資料を読み進めてください.わかりやすくまとめられています.
質疑応答
Q.フルMVNOのサービス(タイプI)の一般向けの提供が遅れるのは技術的な問題によるものか?A.技術的なものもある.それ以外にも,お客様の混乱が予想されるためでもある.これまでのdocomoの端末を引き続き使えますと言うのができなくなる.そういったこともある.
Q.IIJがSIMロックをする可能性はあるか?また,フルMVNOになることで,基地局をdocomoとauで利用する電波を柔軟に切り替えることは可能になるのか?
A.SIMロックは掛ける可能性はある.それはあくまでもユーザーの利便性を害さない程度として.また,フルMVNO化で両キャリアの電波を切り替えて使うことも可能である.それは,今度auでフルMVNO化をもう一度しないといけない.
Q.GoogleのPixel2などを取り扱う予定はあるのか?
A.個人的には取り扱いたいが,様々な要因で現時点では難しい.
Q.フルMVNO化によってキャリアメールが利用できるようになるのか?
A.技術的な話として,可能である.ただ,世間的に言われているキャリアメールというのは,世間にキャリアメールだとして認められるかどうかという非技術的な問題もあります.迷惑メールフィルタで携帯電話からのメール以外は受信しないとなっているとき,その提供元が当社のドメインをキャリアメールと認定してくれない限り世間でいうキャリアメールとはならない.
Q.コミコミセットのSIMをタイプIへ徐々に変更していくのか?また,タイプI向け端末などは検討しているのか?
A.コミコミセットを利用されるユーザーの殆どが音声通話を必要とされているだろうと考えています.そのため,今まで通りdocomoやauのままになるだろうと考えています.また,タイプI向けの端末などは現時点では検討していませんが,ルーターなど音声通話が必要のない端末であれば面白いかなと考えている.
Q.5Gになったとき,音声通話はどうなるのか?
A.5Gでは音声通話しにくい周波帯を利用する.何かしらの技術革新がなければ,データ通信は5G,音声通話は既存のものを使ったままで行くのではないかと考えている.
懇親会
質疑応答終了後は会場内で軽食とフリードリンクで懇親会が行われました.このようなイベントに参加する方なので,会話はマニアックでした.投資の話をなかなか実生活でできないのと同様に,このような話もできる機会がないので盛り上がる.
次回は,07月07日に大阪で開催されます.残念ながら先約が既にあるので東京でのWEB参加となる見込みが高いですが楽しみです.
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