このブログはくは72の投資行動や考えについて淡々と綴るものです.過度な期待はしないでください.

「ラクして増やそう!バラつみ投資」に参加してきました

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大江工務店 第2回興行として大阪にてカン・チュンドさんを講師にお招きして「ラクして増やそう!バラつみ投資」が開催されました.
有料セミナーのため詳細は控えますが,概要だけお伝えしたいと思います.

前半はカン・チュンドさんの講演でした

まず最初に最近の相場環境についてのコメントがありました.不安定な相場で最近始めた方にとっては含み損に耐えられるか試練のような相場です.

投資に対してずっと同じ姿勢で続けるのは結構大変で,そう言った時にも役に立つのが「バランスファンド」を利用した「つみたて投資」,略して「バラつみ投資」!
日本における資産形成はこれまで,預貯金オンリーか「短期・集中・高コスト」の投資かのいずれかがほとんどであった.
第3の道として「長期・分散・低コスト」の投資という選択肢が最近定着しつつある.その代表的なものがインデックス投資がある.

世界経済インデックスファンドへ投資した場合,どれくらいに分散されるのかの例示がありました.
アセットアロケーションとして株式と債券に対して50%ずつに投資されています.
この投信を保有することで,株式として日本・先進国・新興国の4,137銘柄,債券として1,565銘柄に分散投資したことと同じ効果が得られ,通貨に関しても35通貨に通貨分散していることになる.
これで自己資金だけで再現しようとするとわざわざ投資してリスクを取らずとも預金の利息だけで慎ましい生活くらいならできそうだ.そのため個人が「長期・分散・低コスト」の投資をするためのツールとして投信は大変有用である.

後半は大江さんとトークセッション

大江さんからよくある質問などを投げかけて行きました.

大江さん(以下,大):カンチュンドさんと言えば,ETFの人というイメージが強いが今回は投信の話ばかりだったのはどうして?
カン・チュンドさん(以下,カ):お客様が潜在的に求めているものは何かを考えたときに,ETFに比べて投信の敷居の低さからETFよりも投信を勧めるようにしている.自分自身はETF Loveである.

大:カンさんがバランスファンドを勧めるのは最近バランスファンドも信託報酬が低下したことも要因ですか?
カ:そうです.昔はバランスファンドだと信託報酬が個別に組み合わせるのに比べて割高だった.昨今の低コストファンドの登場で個別の組み合わせに比べればわずかに高い程度まで下がっている.自分でいじるのが好きな人はいいが,面倒くさいと思うような人はでも放っておけるの水準なのでいいかなと.

大:株式だけのバランスファンドと株式と債券を組み合わせたバランスファンドとどちらがオススメか?
カ:個人的には株式のみ.けど,人によってリスク許容度が違うので万人にはおすすめできない.

大:スポット買いについてはどう考えているか?
カ:実際にどこが底かわからず,ここが底だろうと思ってスポット買いしたところが更なる下げの始まりなんてこともしばしば.アドバイスとしては,スポットではなく,積立額の増加を勧める.
例えば暴落というのを直近の高値から25%以上下落している時と決めて,積立額を増額し,25%以下となれば積立額を戻すようにするなどでスポット買いも分散するように勧める

大:アクティブとインデックスの論争について
カ:法に反したことをしていない限りどちらでもいい.ただ原理主義者にならないことが大切.どのように市場が形成されているのかと考えた場合,インデックス投資をしている人がアクティブ投資を批判するのはおかしいんだと認識すること.

大:カンさんが相談業務を開始したときといまとの違いは?
カ:自分で将来に対しての危機感をしっかりと把握して対応しようとしている人が増えてきているというのを実感するようになった.

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会場からの質疑応答

Q.山崎元さんは国内外で5:5~4:6の配分を勧めているが,今回のセミナーでは時価総額やGDP比率のファンドを勧めている.その違いは?
A.アセットアロケーションに正解はないと思っています.私たちは日々の生活では日本円で生活している.その資金と世界経済の日本の割合1割分で丁度いい按配かなと考えている.

Q.企業型DCで全額元本保証型にしている人にどうアドバイスをしたらいいか?
A.投資経験がなければ,まず新規の拠出分からDCの中でバランスファンドを購入してみてはどうか.それで感覚が掴めてくれば少しずつスイッチングして行けばいいと思う.

Q.今回はバランスファンドを勧めていたが,個別に組み合わせるのとどちらがオススメか?
A.料理と食べに行った時に,「アラカルトとコース料理とどちらが好きですか?」と聞かれたら人によって答えが違うと思います.そんな程度なので自分が個別の組合せだと思えばそれでいい,

Q.分散という観点では,積立の頻度は毎月よりも毎日がいいのか?
A.リターンに大きな差はない.リズムとして毎月を勧めている.

Q.口座ごとにアセットアロケーションを組んでやっているが,全体でバランスが取れていればアセットクラスが偏っていてもいいのか?
A.入口が違うだけで全て自分のものなので全体をみた時にきちんとわかっていればいい.

Q.バランスファンドの亜型としてターゲットイヤー型のファンドが企業型DCの中でも散見される.これについてどう考えるか?
A.一見わかりやすいが,個々のリスク許容度は年齢だけでは判断できないので私は商品としては疑問である.「余計なお世話ファンド」と大江さんは仰っているが私もそう思う.

感想

今回の参加者の多くはすでに投資信託を利用した資産形成についての知識がある程度あり,初めて知ったような情報は少なかっただろうと思います.私もブロガーの1人として「知らなかった!」と思うような情報はなかったです.
しかしながら,話の展開,話し方,具体例など大変勉強になっりました.
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