IIJmio meeting 22 に参加しました

2019年01月26日に開催されたIIJmio meeting 22に参加しましたのでレポート!
2019年02月02日に同内容が東京で開催されるためネタバレ防止の観点から1週間遅れのアップです.
プログラム
IIJmio Updateみおふぉん教室:IIJmioお申し込み時のポイント2019
トークセッション1:eSIMの動向と未来
トークセッション2:IoTってなんだ
フリートーク
IIJmio Update
このコーナーは前回のIIJmio meetingから今回までのIIJmioに関連する話の紹介するコーナーです.今回は,端末,新プランとオプションプランの適応拡大についての話でした.
端末関連でHUAWEI,OPPOについてでした.HUAWEIの端末って何だかわかりにくくないですか?同じような名前の機種が多いと感じますが一応規則性というかルールがあります.
型番での位置付けについてでした.Mate,P,nova,honorシリーズにPro・無印・Liteと組み合わせで構成されている.
OPPOの端末は同じクラスの他社の端末に比べてストレージが多めな特徴がある.
新プランとして02月よりケータイプランが開始されます,通話とSMSに特化したプランです.デフォルトではデータ通信の容量はついていないもののクーポンを購入することでデータ通信も利用可能だそうです.
長得プランはIIJmioが長期契約者に対して行なっているキャンペーンです.詳しくは公式HPをご覧いただきたいです.これまでは契約から3年経過した契約者に提供されていたものを内容はそのままで2年に短縮して提供されるようになったそうです.
みおふぉん教室:IIJmioお申し込み時のポイント2019
IIJmioへの契約申し込みには2つのチャンネルがあります.それは,店頭とWEBです.そして端末とセットで購入するのかSIMの契約のみかの計4つの組み合わせがあります.それぞれの特徴と適した人についての説明がありました.IIJmio meetingに来るようなマニアの方々はほとんどがWEBかと思いきや大阪会場の4割程度が店頭での手続きをしていたようです.私自身は2016年に契約しました.契約がBICSIMだったことと,MNP,不通期間が嫌だったため店頭で手続きしました.
現在ではSIMが届いてからコールセンターへ電話をし10分後くらいに回線が切り替わるようになり不通の時期が発生しないようです.店舗での手続きでは受け取り時間を選べ,昼休みにWEBで手続きし帰りに店舗に受け取って帰るという方法も取れるようになっています.
MNO(キャリア)のショップが尋常でない待ち時間があるため,このように機動的に手続きできるのはMVNOならではです.
トークセッション1:eSIMの動向と未来
前回以前のIIJmioでeSIMがGSMA規格の場合,メカニカルな構造についてやRSP(Remote SIM Provisoning)は超詳しく説明済みです.今回はeSIMが普及した場合にどのような世界が想像されるか,どう運用されていくのかについての説明でした.
最も恩恵を受けるのが国内で事務手数料として毎回取られている3,000円超の手数料が大幅に安くなることでしょうか.それ以外には,海外旅行でしょうか.現在は出国する国か現地国で手続きしてSIMカードを差し替える作業をしていたが,eSIMとなればWEB上で手続きし設定を完了でき,現地国でスマホの通信の設定を変えるだけですぐに使えます.
欠点はeSIMは通信環境が必要なのでWi-Fiなどの環境がないとの設定できないことです.
トークセッション2:IoTってなんだ
よくテレビや雑誌などで紹介されているIoTが定着した未来の話では家電製品それぞれが通信できて遠隔で操作したり,自身で判断したりするような話が書かれています.そういう未来もあるのでしょうが,もっと身近な話でした.
そのような大掛かりな機械でなく,マイコンとセンサーや出力機器を繋いで簡単な命令の入れて動かすのようなものです.
例えば冷蔵庫のビール置き場に重さを測定するセンサーをつけたマイコンを設置したとします.そこに1本取り出すことに重さから想定される残りの本数をスマホに通知するようプログラミングしておけば,疲れて帰ってきて風呂上がりに冷蔵庫を開けたらビールが0本だったのような悲劇を回避することができます.
これもれっきとしたIoT機器です.こういった機器を自作できますよというデモンストレーションがありました.
デモで紹介されていたのが,車の後ろに電光掲示板を設置したもの,重さセンサー,温度センサーでした.
このセッションで重さセンサーの利用法の1つとして,コピー機の紙切れを防ぐセンサーの話が出ていましたが大阪会場のイベントが終了後にアスクルがこんなサービスを提供することが発表されました.
[https://t.co/GODG5vBTED]コピー用紙が減ると自動検知して発注 IoTマットに用紙置くだけ アスクルが新サービス https://t.co/qvXv62G7ZT
— ITmedia Top (@topitmedia) 2019年1月28日
フリートーク
質疑応答について拾えた部分だけQ1.IoT機器が通信をするようなり,昨年のソフトバンクのように通信障害が発生した場合,個人レベルではどのような対策をとればいいか?
A1.ソフトバンクは使わないのがいいんじゃないでしょうか(会場爆笑).それは冗談として,IoT機器としてリアルタイムの通信を要しないものであればそれほど大きな問題ではないのではないかと思う.障害が解消されれば情報が飛んでくる.(IIJmio 佐々木さん)
Q2.ケータイプランについてですが,通信を低速の200kbpsなどつけても良かったと思うのだが付けないことに至った経緯があれば教えてください.
A2.このプランの主なターゲットはスマホをまだ持ってない・使うのは不安な層.勿論,通信を付けても良かったがそういった方々は通信そのものが嫌なことが多い.なので,オプションで通信は付けられるようになっているのでちょっと通信したい人はそういった使い方をしてもらえればいい.(同上)
Q3.iPhoneのANPに署名がついていない理由を教えてください.
A3.公式な方法で署名する方法がなかったというのが正直な話です.一部署名をしているところがあるようだが,署名の有無で何か不都合が発生する訳ではないので強いてしていない.(IIJmio 堂前さん)
Q4.5Gが2020年から始まるがIIJmioとして準備していることは何かあるのか?
A4.いきなり翌日から完全に5Gになりますということにはならないと考えている.5Gの基地局を利用しているが4Gのコアネットワークを利用しながら徐々に完全移行していくのだろうと思う.IIJmioとしても4Gと画面には表示されているが5G使っているということも考えられる.完全移行については現状,KDDIとソフトバンクの方が先になるだろうがそれもわからないくらいの話.(IIJmio 佐々木さん)
Q5.ケータイプランが開始となるが,それに即した端末の用意はあるのか?
A5.大変申し訳ないのですが,ケータイプランで使用できる端末を現在日本で仕入れることができない.あるとすればニッチホンくらいしかない.(IIJmio 堂前さん)
Q6.前回,Motorolaのモックセットの宣伝をしており現在完売となっているが売れたということか?
A6.正確な情報がある訳ではないが,結構売れたそうです.IIJmioには個性派端末枠というのがあり次回の個性派端末もお楽しみにと端末担当者が言っていました.(同上)
Q7.プラン変更によって長割の対象から外れてしまう問題は解消したのか?解消していないなら今後どうして行こうかと考えているのか?
A7.プランの変更で長割が対象から外れるということはない.切れる場合としては,複数回線の契約をしていてどの名義人に集約させるのかの場合で,長割対象の契約者が対象外の契約者の方に集約した場合は対象から外れてしまう.契約者管理の問題で現在あるのは,集約よりも分割の方である.例えば,子供が社会人になったので料金を自分で払うようにしたいが現状,契約者を分割できないのでこれは解決できるようにしたい.(IIJmio 佐々木さん)
Q8.eSIMについて.現在国内ではiPhoneの最新機種しか対応していない.これからどう考えているのか?
A8.IIJmioとしては端末が少ないからやらないというのではなく様々なチャレンジとしてやっていきたいと思っている.(IIJmio 堂前さん)
Q9.総務省から分離プランの徹底を進めているがそれによるMVNOの影響はどの程度か?また,徐々にiPhoneを取り扱うMVNOが増えてきたがIIJmioは取り扱う予定はあるのか?
A9.総務省の方針としては携帯電話料金を引き下げがメイン.MNOの端末のセットプランを見ていると上手く値引きをしているために契約者の端末料金の負担がそれほど大きくならないよう工夫されているように感じる.分離プランが徹底された場合に却って契約者の負担が増えるのではないかと考えられなくない側面もある.
また,iPhoneについては現在取り扱っているのが,UQ-mobile,Y-mobile,LINEモバイルなどキャリア系のMVNOがほとんどである.時々mineoが仕入れているがどこから仕入れているのかわかりません.(同上)
Q10.MNOの分離プランで,MVNO=格安でなくなるがネーミングについてはどう考えているか?
A10.IIJ社内でも以前は「格安SIM」って言っていたので今更止めてくれとは言えない.格安スマホとネーミングは最初日経新聞だったと思うがレッテル張りは新聞の十八番.店頭はマーケティング上仕方ないかとは思っている.我々は格安じゃなくなったから役目を終えましたみたいなことにならないようサブブランドが1つのお手本として役割を果たしていきたい.
IIJmioの端末・SIMはこちらから申し込めます↓
当日の資料
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