脳ドックを受診してきました

東京への旅行でスケジュールに余裕があったので脳ドックを受診してきました.
受診したのはメディカルチェックスタジオ東京銀座クリニックが実施しているスマート脳ドックです.
検査費用
今回の健診費用は消費税込みで18,900円でした.ちなみにメディカルチェックスタジオのHPでは設置しているMRIは1.5テスラのもののようです.
健康保険で同様の機械で撮影した場合の診療報酬は1,330点です.1点10円なので13,300円です.撮影した画像を読影する複数の医師への報酬などを考えるとそこまで高額とは思いませんでした.
受診に至った経緯
自身では多少の加齢による衰えを感じつつもまだまだ元気なつもりです.また,職場の検診では医療従事者ということもあってか他の職種の方よりも多くの健診項目を実施していただいております.入職時から高尿酸血症を指摘されており現在も服薬中です(現在,尿酸値は正常範囲内で推移しています).
私は人間ドックを現在5年に1回,40代以降は3年に1回程度にしようと検討中です.
私が人間ドックを定期的に受診している理由は病気の早期発見と検査値異常や病気を発症した際の比較するための情報を収集しておきたいからです.
ちなみに人間ドックは原則自費となります.不幸にもそこで異常が発見されれば医療費控除の額に算入できます.
日本の健康保険が予防を対象としていないためで仕方がないです.
検査値異常=病気 ではありません
検査値の正常値の定義は色々ありますが,基本的な考え方は投資のリスクの話で出てくる統計の話と同じです.こちらがわかりやすくまとめられていると思います.
検査値異常が出ると次々と精密検査が実施されます.それで原因が見つかる場合と見つからない場合があります.見つかればそれを治療すればいいのですが,見つからない場合もあります.その場合,医師が取る次の手は「経過観察」と「専門医への紹介」です.
どちらも過去のデータは強力な武器となる
経過観察は「原因不明だが,現時点で明らかな異常は認めないため定期的に通院して異常が出れば治療する」という方針.専門医の紹介も同様で,「その医師自身では検査値異常の原因がわからないので専門医の力を借りたい」という方針.
例えば,腫瘍マーカーが高値だったとします.これがある程度の年齢で見つかるとがんの疑いを否定するため精密検査を実施されるでしょう.
これが,10年前の人間ドックから指摘されており過去何回かの健診の数値と比較して目立った変化はなければ経過観察で現状問題ないと判断できます.異常な画像でも同じように考えます.
健康への投資も大事
有価証券への投資も大事だが,健康への投資ももっと大事です.私は投資家になったとき資産形成のスピードを加速させるために無駄な出費を抑えて投資に回す資金を確保しようと頑張りました.ある程度リズムができてくると,お金も大事だが健康がもっと大事だと感じるようになりました.人生の終盤で医療費や介護費の出費を抑制できることは資産寿命の延長に寄与します.
自分の体はほったらかしにはできないので定期的にメンテナンスをしていきたいと思います.
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