「IIJmio meeting 25 大阪」に参加しました

MVNOのIIJmio
当初は仕事で参加できなかったのですが,勤務の三角変更を受けて参加できることになりました.
今回は端末メーカーの方が登壇して自社製品のアピールをしていたのが印象的だった.
プログラム
- IIJmio Updates 2019/07~2019/09
- スマホメーカーから直接聞く!3社のカメラ特徴をご紹介!
- 2019年秋の電気通信事業法改正で世の中なにが変わるのか
- スマートフォンはなぜ「つながらない」のか
IIJmio Updates 2019/07~2019/09
このコーナーは前回~今回のIIJmio meetingの間にあったIIJmioに関する出来事を紹介するコーナーです.- 災害が多かった 災害の被害者に対して住所を基準に様々な便宜が図られているとの紹介がありました.IIJmioに関しては2GBのクーポンが自動でチャージされます.情報収集や安否確認に利用する目的で配布されているようです.2018年09月の関西を直撃した台風の際にも2GBのクーポンがチャージされました.
- iPhone11シリーズ・iOS13 iOS13の配信が開始されたり,端末が発売されると速やかに動作確認とその情報を公開してくれており安心して使用できます.IIJらしさでもあります.iOS13の不安定さが露呈しており通信が突然できなくなる事象が通信事業者を問わず,国内外で発生しています.まだiOS12以下の方は積極的にアップデートを見合わせる方がいいかもしれません.
- Android端末 ASUS Zenfone6,OPPOのReno A,SONY Xperia Aceと新製品の紹介がありました.
- PINロック テレビでスマホではなくSIMカードの不正使用を防ぐ方法が紹介されました.実際は用語もややこしく,設定画面も不親切であること,初期設定のPINコードを覚えている人がどれだけいるのかなど・・・
端末は生体認証が利用することが一般的になってきたため端末は安全ですが,SIMカードまで保護する必要性はどうなのかという話にもなりました.
端末を紛失(SIM単体で紛失するのは一般の方には稀でしょう)した場合はキャリアのコールセンターに電話することで一時利用停止できるのでこちらが簡単だと思います.
テレビで紹介されたとのことで色々探したところこのページでしょうか
この番組では100万円の請求が来たとのことですが,通信は決められた通信量に達すれば通信制限が掛かるので通話だと仮定した場合,30秒20円と考えると月に416時間(17日間超)通話が必要なので話を盛っている可能性も笑
スマホメーカーから直接聞く!3社のカメラ特徴をご紹介!
これまでのIIJmio meetingでは主にIIJmioの方が話すことが中心で端末メーカーの方が自社製品について前で話すということはなかったそうです.今回は企業展示ブースを出していたASUSさん,OPPOさん,SONYさんの3社が自社の製品のカメラ機能を中心にプレゼンテーションがありました.- ASUSのZenfone6 今回のZenfone6はフリップカメラを採用した.この端末は「視点を変えろ.世界は変わる」ということでフリップカメラを利用した様々な角度でのカメラ撮影を可能とした.フリップカメラの部分の強度を不安視する方がいますがかなり堅牢に作られていることがわかりました.
- OPPOのRenoA 今回のRenoAは日本オリジナルモデル.インカメラが2500万画素とアウトカメラよりも高画質.自撮りをよくする人に喜んでいただけるかと考えている.様々な編集機能をデフォルトで搭載しており"映え"る写真を簡単に作ることができる.
- SONYのXperia Ace SONYは一眼レフで培った技術以外にもPlayStationなど様々な製品を皆様に提供している.それらの技術を集約するXperia!
2019年秋の電気通信事業法改正で世の中なにが変わるのか
久々の登壇の辻さん.法律の話とそこから各社が法律の趣旨を乗っ取りつつ重箱の隅を突いていくかの工夫がわかりやすく解説してくれました.前回のIIJmio meetingではこの法改正により長期利用者への長得プレミアム特典は継続できることになった.他方でサービス終了・変更を余儀なくされるのも発生した.これからもMNO・MVNOは総務省に振り回されそうな予感.
スマートフォンはなぜ「つながらない」のか
前回のIIJmio meeting24の「MVNO素朴な疑問解決編」がきっかけとなり今回のセッションが誕生しました.前回のスライドはこちら.内容はとても難しいのでスライドを載せてます.興味のある方のみご覧ください.
日本の地下鉄は携帯電話にとってはかなり厳しい環境であることは技術的な要因からもよくわかりました.
フリートーク
いつも参加者ブレゼントのじゃんけん大会が質疑応答の前に開催されます.いつも序盤に敗退するのですが,今回幸運にも勝ち残りました.何とXperia XZ Premium(SIMフリー版)を頂きました.ありがとうございます.
大阪会場での質疑応答について拾えた部分だけご紹介します.
Q1.iPhoneを取り扱うことになり売り上げは上がったのか?また,自社にブラックリストはあるのか?
A1.eSIMプランの開始でiPhoneは沢山売れた.然し乍らキャンペーンの影響でそこまで売り上げは上がっていないのが現実.ブラックリストについてはあることは確か.値下げした端末の転売目的で複数回購入するなど本来の利用目的を逸脱するような行為をする利用者の購入を断るなどである.(IIJmio 堂前さん)
Q2.このような技術的なことをもっと詳しくなるためにはどのような参考書籍があるか?またIdle to Activeが現在iOS13に発生している通信の不安定な事象と関係があるのか?
A2.参考書籍として「インプレス標準教科書シリーズ 5G教科書 ―LTE/ IoTから5Gまで―
Q3.Xperia Aceが出たが,ハイエンド機を取り扱う予定はあるのか?
A3.(出展企業のSONYさんに)ほら〜,こんな要望ありますよ〜!出たら取り扱いたいと思っている(IIJmio 辻さん)
Q4.iPhoneには整備済と中古とあるがこの違いは?
A4.元々は整備済も中古も区別せずに取り扱う予定だった.整備済は取り扱えず,中古のみである.(IIJmio 辻さん)
Q5.取り扱うiPhoneは利用制限「○」のもののみですか?もし「×」になった場合はどうなるのか?
A5.リユースモバイル・ジャパンのランクSやAのものなので利用制限は「○」のものである.後日「×」になった場合は交換対応をする.(IIJmio 辻さん)
懇親会とイベントの感想
以前は非常にマニアックな技術的な質問が多かった印象がありました.参加者の皆さんのレベルが上がっているのか,タイムテーブルをきにして察しているのか質疑応答は定刻通り終わりました.懇親会ではしっかりとマニアックな話に花が咲いていたので皆さん察しているのだと感じています.今回の懇親会ではIIJmioのスタッフと方達とお話していました.eSIMプランの現況やモバイル端末から出る端末と医療機器との干渉についてお話をしました.eSIMプラン,早くβ版が取れればいいなと思いました.
基本的に現在は携帯電話の電波によって医療機器の誤作動を起こすことはありません.医療用PHSを使用している施設が多いですが,施設によってはiPhoneを使用している施設があります.また処置中でも医師がハンズフリーで応答できるようApple Watchを装着させている施設もあります.なのでマナーの問題やトラブルを避ける目的で決められた場所での使用に限定したり,通話を控えるよう指示されます.ただ,誤解したまま電車で携帯電話を利用しているだけで激怒する方は困ったものだと思います.
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