「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin京都vol.23」に参加してきました

地元関西で開催されているもう1つのコツコツ,「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べ in 京都」、通称「コツコツ京都」に参加してきました.
コツコツ京都ではコツコツ投資を始めたばかりでこのようなイベントに行くのをギリギリまで悩んでいる人が締め切り直前まで参加できるよう参加制限が設けられおります.今回も諸々の事情にて参加させていただくことができました.
今回で通算8回目の参加でした.
主催者の情報によると,今回の参加者は全11名でした(男性9名,女性2名).いつもより少なめであり密に話ができたのではないでしょうか.
今回の参加者の内訳としては,初参加が4名,2回目の方,3回目の方がそれぞれ1名,8回目の私,オフィシャルサポーター2名が14回目,18回目の参加,主催者2名でした.
コツコツ京都のスタイル
コツコツ京都では参加者を最初は座席指定しています.各テーブルにはコツコツ京都の主催者が依頼したオフィシャルサポーターが配置されており投資スタイルなどを含めた自己紹介から話が始まって行くように配慮されています.コツコツ大阪でも同様のスタイルで開始しております.流石に最大40人を2人では管理しきれないので.
私のテーブルにて出た話
今回も偶然にも私の座ったテーブルにはコツコツ大阪の参加者がいました.コツコツ大阪を無事に終えるので一杯一杯で複数回参加者の顔ですらなかなか覚えられない状況です.申し訳ありません.- 身近にコツコツ投資している人はいる? 個別株投資をしている人はどこの職場でもチラホラといるようですが,投資信託を積み立てている人はどこも案外少ないようです.正直,自分から能動的に発する投資手法でもないから仕方ないのかもしれません.他方で投資に興味を示し出した人が最初に手を出すのは個別株,FXなのはどこでも変わらないようです.個別株の現物取引であれば,投資額=最大損失額で済みますが,FXでレバレッジを掛けると投資額以上の損失を被ることになり「投資なんてクソ」とならないことを祈りたいものです.
- 優待株投資 上記の話から発展して優待株を持っているかどうかについて.
- アクティブファンドへの投資 今回の参加者の保有している投資信託はほとんどインデックスファンドでした.アクティブファンドへの投資も保有のみ,現在も積み立て続けている方とそれぞれいました.
- 航空会社の上級会員 今回沖縄からの参加者がいらっしゃいました.沖縄在住で出張が多いと無理せずとも航空会社の上級会員となれるという羨ましい話.那覇ー羽田の方が,状況次第では那覇ー九州各地より安くなることもあるらしい.
- REIT 現物不動産を持っている人,不動産投資をしている人もおりそれぞれのメリット,デメリットの話が出ました.
- コツコツ沖縄 沖縄からの参加者さんの話.各地にコツコツ投資家がコツコツ集まる夕べがありますが,各地区によって雰囲気は様々.沖縄は土地柄,他の地区とは異なる雰囲気だと感じました.Twitterでよく見かける某氏の名前も.
- もう信託報酬は下がるところまで下がった?リレー投資は死後? 先進国株式のインデックスファンドの信託報酬が0.1%を下回ったことからそろそろ信託報酬の引き下げ競争も一区切り付き,別のところで差別化が求められる時代に入ったのではないか,以前は投資信託の積立がある程度纏まった額になったら外国籍ETFにリレー投資すると言う手法があったがもうそこまでの手間をかけなくてもよくなった.
- 投資のゴールは決めているか? 投資のゴールを据えているかどうか.私は当初60歳で1億円と言う会社員にとって分かりやすい1つの目標を立てました.それを達成できれば生きるために働く状態から脱却できそうだったからです.
- コツコツは一定の役割を終えた? 今回のコツコツ京都の参加者が数年ぶりの少人数だったことからこの話題に.
- 基準価額を見る頻度は? 一応ブロガーとして毎営業日の投資しているファンドの基準価額,評価額とその損益は確認しています.数字を毎日見ても増えないので毎日見る必要もなく,月末に見る程度ですら十分かと思います.
- コード決済使っている? この1年くらいで大きく浸透したPayPayなどを始めとするコード決済.開始当初のバラマキでアプリをダウンロードしたり利用したりしたものの段々と使わなくなってきた人がチラホラ.使い切りたいが使えば少額ながらまた還元され使いきれない.交通系ICカード便利で素早いのでこちらの方が便利かと考えています.
コツコツ投資をしている人の中には個別株を保有している投資家も多く,世間では優待目的で個別株を買う方も一定数いるようですが,企業の方針で優待を得るための方法を簡単に変えられるのであまりそれに期待しすぎるのも考えものです.
今回の参加者では優待で得たお食事券などは利用するようにしているようです.
保有しているアクティブファンドが基準価額が高い時に多く積み立てていたため含み損があるのでどうしようかという悩みも出ました.そのファンドの投資スタイル・哲学が変化しておらず引き続き預けておけると受益者が判断すればそのまま保有し続けていいのではないか,もしスタイルが自身の購入時と変化している・違和感があると感じたのであれば含み損の状態でも引き上げた方がいいという意見になりました.
鉄道網の発達しているコツコツの関西圏の方には航空会社の上級会員の優待制度にも興味を示していました.
最近の投資信託は分配金を出さないものが多く,取り崩し世代には投信を売却して現金化が必要となる.J-REITの場合,制度上分配金が出るのでそれを利用すれば有価証券をあまり売却せず生活費に充てられる.
資産形成期の人にはJ-REITのインデックスファンドにすれば分配金をファンドに取り込んで基準価額の上昇で含み益を得られるので方法の1つとしてはありではないかという意見でした.
また,最近のJ-REITの上昇ぶりが気持ち悪いと言う意見も.
私自身はまだまだ投資信託の信託報酬は引き下げる余地はあると考えています.運用総額は巨大なGPIFの信託報酬が数ベーシスポイントであることを考えると,個人投資家向けの投資信託も運用総額が大きくなればまだまだ引き下げられるのではないかと考えています.そのためには6000本超ある投資信託の整理整頓は必要になるでしょう.
現在は具体的数値目標は掲げつつも働ける間は働きたい(勿論,体力と相談してフルタイムや当直などは無理なのでパートとなるでしょうが・・・)と思っています.
目標は性格によって設定した方が続けやすい人は続ければいいと思います.
私は潜在的需要はまだまだあると思いますが,最近の相場環境で投資家が楽観しているのかと思っています.
やはり小さな暴落でも起きれば不安になり他の投資家の行動が気になり参加者が増えるのではないかなと.そして相場の底に近づけばまた参加者は減るかなと考えています.
話題の中で損益は額で見るのか,率で見るのかと言う話も出ました.ある程度の投資額になってくると変動が大きな金額になるので額で評価している方はどこかのタイミングで率へ変更する必要もあるかと思います.
主催者の記事
- 関連記事
-
-
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin大阪 #8」を開催します 2020/02/10
-
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin大阪#7」を開催しました! 2019/11/11
-
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin京都vol.23」に参加してきました 2019/11/06
-
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin大阪 #7」の申し込みを開始します 2019/10/12
-
「コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べin大阪 #7」を開催します 2019/09/14
-