このブログはくは72の投資行動や考えについて淡々と綴るものです.過度な期待はしないでください.

投資方針書

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岡本和久さんの『自分でやさしく殖やせる 「確定拠出年金」最良の運用術』にて 「投資方針書」を個人でも書いておく方が良いとのことで自分でも書いてみることにしました.

詳しくは、「投資方針書を書こう」に掲載されているのでご覧ください.
次の4名ブログにある投資方針書の書き方を参考に書きました.
レバレッジ投資実践日記
ひと手間くわえた積立投資で資産形成
資産形成は時の流れにまかせて.
徒然なる日記(コツコツ投資信託積立中)

投資方針書(1.5)

1.資産運用の目的
豊かな老後を過ごすために十分な資金を確保する目的で、既に保有する金融資産及び人的資産を活用し、将来得られる収入を可能な限り安定的且つシンプルに維持・増大を図る.

2.運用収益目標
全金融資産の購買力維持(=インフレ率以上の運用リターン)を最低リターンとする.
月間・年間を通じて変動はあったとしても60歳までの約30年間で年平均利回り4%の複利運用を目指す.

3.投資環境と投資方針
毎月定額の積立による投資信託への投資を基本とする.長期運用及び国際分散投資を行う.
相場を読むことは絶対にできないことを常に自覚し、マーケットがどのような状態であっても淡々と投資を継続する.
株式・REITは可能な限りNISA口座を、債券及びNISA口座超過分は特定口座にて投資を行う.
短期売買は原則として行わない.個別株式は利益及び損失が10%を超えた場合は売却することを可能とする.
信用取引・先物取引・FXの一切を禁止する.
自分自身が仕組み・業務内容・収益構造を十分に理解することができない金融商品・企業には投資しない.
保有資産状況並びに口座開設金融機関については配偶者に年に1度は報告する.また毎月の実績については印刷して保管する.求めに応じ適宜公開する.

4.基本ポートフォリオのアセット・アロケーション
無リスク資産とリスク資産を分けて運用する.
生活防衛資金として現職の年収相当分を「無リスク資産」として運用する.無リスク資産は現金で保有し、月収分を普通預金にて保有する.無リスク資産の残りは短期満期定期預金で主に運用する.
生活防衛資金を除いた資産を「リスク資産」として運用する.
日々のキャッシュフローに大きな変化があった場合は、生活防衛資金を活用する.突発的に多額の出費が必要となり、生活防衛資金で賄えない、または賄うことが適切でないと考える場合は躊躇せずリスク資産を取り崩す.

5.アセット・アロケーション
取引証券会社はSBI証券をメインで活用し、NISA口座は毎年上限まで活用する.投資上限を超える部分は特定口座で積み立てる.
個人型確定拠出年金は拠出額が少額且つ引出ができないためメインの運用資産とは分離・独立して管理を行う.

6.銘柄選択
リスク資産については、株式・債券・REITに投資する投資信託を基本とし、投資信託の選定にあたっては、コスト(ノーロード・信託報酬が1%以下・償還期限が無期限等など)を比較し、同じ投資対象、投資戦略のものについては可能な限り低コストのものを選ぶ.
インデックス運用をメインとし、アクティブ運用を併用する.具体的な銘柄選択は当面以下の通りとする.なお、より良い有利な商品の出現や税制改正などの変化を踏まえて見直しを行うこととする.
ファンドの選定するまでに少なくとも1週間は検討期間を設ける.

<投資信託>
・三井住友トラスト・アセットマネジメントの運用するインデックスファンドシリーズ(SMT)を主に活用し、独自のポートフォリオを構築する.
・ファンドの運営方針になどの賛同できる「結い2101」(鎌倉投信)、「セゾン バンガード・グローバル・バランス・ファンド」(セゾン投信)にも投資する.

<個別株式>
・NTT ドコモ (9437T)
・武田薬品工業(4502T)

<確定拠出年金(個人型)>
・野村證券確定拠出年金総合サービスで運用できる株式インデックスファンドを活用し、独自のポートフォリオを構築する.
・VT(バンガード・トータル・ワールド・ストック)のアセットアロケーションを模してポートフォリオを構築する.

7.売買執行の方針
毎月、一定金額を待機資金より拠出する.ボーナスや配当などまとまった金額の臨時収入も一度待機資金に組み入れる.
毎月のリスク資産への投資額の最低金額を規定し、如何なる状況であっても毎回最低金額は投資を行うものとする.ボーナスなどの入金時には、その時点での市場環境やポートフォリオの状況に応じて適宜投資する.

8.モニタリング
金融資産全体の総額については、適宜(ほぼ毎営業日)チェックを行う.
ポートフォリオの構成比率については毎月確認する.

9.リバランスの基準
日々のキャッシュフロー、リスク許容度や投資環境に変化があり、目標アセットアロケーションに変更が必要となった場合には、躊躇せずに新しいアロケーションに変更する.
原則として各資産への投資額を調節することにより、ノーセルリバランスを行う.

10.投資方針の変更
1年に1度(毎年09月)、投資する商品の検討を行い、投資方針書を更新する.
ルール設定の前提や見込みが適切でなかった場合は柔軟に投資変更を行う.ただし、その時の感情や判断を正当化するためだけの無闇な投資方針の変更は避ける.
市場環境、家庭のキャッシュフロー.リスク許容度に変化があった場合は投資方針の再設定を行う.
見直しを行った場合は記録を残す.

11.変更履歴
2014/12/14 1.0公開
2014/12/16 1.1更新 参考ブログに「徒然なる日記(コツコツ投資信託積立中)」を追加.
2014/12/20 1.2更新 軽微な表現の訂正と6.銘柄選択に「<確定拠出年金(個人型)>」を追加.
2014/12/29 1.3更新 軽微な表現の訂正.
2015/02/06 1.4更新 軽微な表現の訂正.
2016/02/04 1.5更新 軽微な表現の訂正.
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